みかんの王様たんかん
濃厚な果汁が溢れ出ています。
「たんかん」は、「ポンカン」と「ネーブルオレンジ」が自然交配してできた柑橘系の果物です。もともとは中国からやってきて、日本では、鹿児島県や沖縄県の暖かい地域で栽培されています。
その風味はオレンジに似ていて、柑橘系の果物の中では一番糖度が高いと言われています。また、たっぷりの濃厚な果汁にはみかんの約2倍のビタミンCが含まれています。
無施肥無農薬栽培のたんかんの味
すごく薄皮です。
無施肥無農薬栽培(むせひむのうやくさいばい)とは、農薬・化学肥料だけでなく有機肥料や堆肥さえも一切施しません。
でも、決してほったらかしという訳ではなく、作物の成長に合わせて必要な世話をしっかりとしてやる必要があります。
肥料を一切施さない分、作物は大地にしっかりと根を張り、その栄養分をたっぷりと吸収して育ちます。
この無施肥無農薬栽培でできた「たんかん」は、香がよく、薄皮のその実を口に入れると豊潤な果汁が口いっぱいに拡がります。その味は、ただ甘いというだけでなく、微妙な酸味が隠し味となりその甘みをさらに濃厚でコクのあるものとしています。
果汁の付いた手は、その糖分でネバネバするくらい、それほど濃厚な甘みがあります。
無施肥無農薬栽培のたんかんの外観
2006年のたんかん。外観はお世辞にも綺麗とは言えません。
ただし、その外観はお世辞にもきれいとは言えません。このたんかんの生産者倉本さんは、2002年より無施肥無農薬栽培を始められました。そして、やっと2006年に出荷できるだけのたんかんができたのです。
無施肥無農薬栽培に切り替えたすぐは、土壌中に残存肥料があり、成長が思わしくなかったり、外観が汚かったりします。
やっと出荷できるものができた2006年も、外観はまだまだ綺麗とはいえませんでした。通常、人間はだれしも外観でこういった作物を判断しがちです。そのため、一般的には商品価値を上げるためにワックスで磨いたりします。でも無施肥無農薬栽培の考え方として、できた作物に一切手を加えるようなことはしません。
生産者の倉本さんと奥さん
この綺麗とは言えない実を手にとって見て下さい。自然の息吹が感じられます。
皮を剥いてみてください。外観からは想像できない美味しそうな柑橘系の香、そして、実が姿を現します。
そして、その実を口にしてみて下さい。その深い澄んだ味わいから、これが本当の作物なんだということを感じとって頂けると思います。
商品情報 |
商品名 |
たんかん |
栽培方法 |
無施肥無農薬栽培 |
産地 |
奄美大島宇検村 |
生産者 |
倉本求 |
内容量 |
約1kg(大小いろいろです。3〜6玉) |
小箱のご注文 【無施肥無農薬栽培】たんかん5kg
大箱のご注文 【無施肥無農薬栽培】たんかん13kg
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