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■■■ 無施肥無農薬栽培の水田を訪れて・・・(滋賀県栗東町) ■■■ |
平成16年9月6日 |
◆ 動画で紹介 ◆
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朝晩が少し涼しくなってきた秋晴れの清々しいお天気の日、農家の方は稲刈りに忙しいのではないでしょうか。
滋賀県の栗東町にある無施肥無農薬栽培の水田に行って来ました。
コシヒカリの水田は、既に稲刈りが済んでいて見ることができなかったのですが、まだ稲刈りの済んでいないベニアサヒやもち米の水田を
見ることができました。ベニアサヒは、54年間無施肥無農薬栽培を続けておられる水田でそのお米の味は格別!
市場では、1Kg2,000円で取引されるというものです。
水田を訪れてみて、無施肥無農薬栽培米がなぜそんなにおいしいか?肌で実感することができました。 |
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<無施肥無農薬栽培54年 ベニアサヒの水田>
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無施肥無農薬栽培米がおいしい理由の一つ!
稲の葉がしっかりとしていて、立っています。
そのため、葉がだらんと垂れて日光が土に当るのを阻害せず、
土の中の微生物の活動を活発にします。
また、稲と稲との間を風が通りやすく稲が病気になり難いのです。
肥料無しでこんな立派な稲が育つなんて!!
自然の力は本当にすごい!! |
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ここの水田に来る途中、稲が倒れている水田が沢山ありました。
慣行栽培(肥料を与える)の稲は、穂が大きく重たくなるにつれて、その重さに耐えられなくなって倒れてしまうことがあるそうです。
自分の力で立つこともできない稲って・・・
無施肥無農薬栽培の稲は、茎が強くしっかりしていて、
ちょっとやそっとでは倒れないようです。これも無施肥無農薬栽培の水田の特徴です。 |
<無施肥無農薬栽培もち米の水田>
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【 無施肥無農薬栽培の水田の特徴 】 |
● 稲の葉が垂れることなく、しっかりと伸びているので稲と稲の間隔がしっかり保たれ、
土に太陽光がしっかりと当ります。
そのため土の中の微生物が活発い活動し、
稲の成長に必要な栄養分を作ります。
また、稲と稲の間を風が通るために病気にもかかり難いです。
●止め葉と言われる一番伸びる葉が穂よりも上に出ません。
そのため止め葉により穂に太陽光が当たるのを妨げません。
刈り入れ前の水田は、小金色に輝く穂が敷き詰められたじゅうたんのようでとても綺麗です。 |
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【 水田写真館 】 |
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無施肥無農薬栽培54年間継続のベニアサヒの水田。
稲が真っすぐに伸び、稲と稲の間はしっかりと 開いています。
一面緑のじゅうたんを敷き詰めたようで、とてもきれいです。 |
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水田を見つめる小林先生。
「今年はよくできている!」 |
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肥料が一切入っていない土です。
臭いも何もない、本当にきれいな土です。
この中には、栄養がいっぱい詰まっているんです。 |
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もち米の水田。
ここも稲と稲の間はしっかりと確保されています。
倒れている稲は一切なく、うねがしっかりと見え、
慣行栽培 の水田とは違うというのが一目で分ります。 |
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沢山実をつけた稲穂。
とてもきれいです。 |
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●無施肥無農薬栽培米コシヒカリ5kg
●無施肥無農薬栽培米コシヒカリ1kg |