片本さんは京都府亀岡市篠町で年間約70品目以上のお野菜を無農薬で栽培しておられます。落ち葉や刈り取った草でたい肥を作り、畑の土作りに使っておられます。
風がよく通るようにサイド部分が普通のビニールハウスより高くなっています。以前はバイクショップに勤めながらモトクロスライダーとして活躍しておられました。ずっと農業に興味をもっておられ、京丹後市の有機農家さんで2年間研修した後、3年前(2017年)にこの篠町で畑を借りて本格的に農業を始められました。
畝と畝の間に敷き詰められた落ち葉の中は森の土のようになっています。地元亀岡市の方に自分のお野菜を食べていただきたいとの思いでマルシェに出店したり、畑での直売会や田植えの体験会を開いたりして、消費者の方との交流も積極的に行っておられます。学校給食に自分のお野菜を提供したいという夢も持っておられ、現在そのための準備もされています。
現在の圃場には堆肥を作る場所が無いので畝と畝の間に落ち葉を敷いて堆肥を作っておられます。