ホクホクで甘みのあるジャガイモ
土を洗うと薄っすらとピンクがかった芋が顔を出します。
さやあかねは、北海道生まれの比較的新しい品種です。疫病や害虫に強いので、外観も比較的綺麗です。
男爵に似たホクホク感と甘みがあり、コロッケやポテトサラダなどにむきます。
さやあかね物語
折笠農場の折笠健さん
「さやあかね」の母親は「花しべつ」というジャガイモです。「花しべつ」は病気に強く無農薬栽培できる画期的品種として、関係者は大きな期待を寄せました。
その際に実際の畑での試験を行ったのが折笠農場。3年間試験栽培し、農薬を使用しなくても本当にジャガイモが実る!驚愕の品種だったと振り返ります。
病気に強いだけで消費者ニーズがあるのか?という疑問を解消すれば品種登録できる段となり、折笠さんは各地の販売店さんにお願いし、大規模にアンケートを取りました。その結果、食味が非常に良いと好評をうけ、めでたくH9 年品種登録となりました。
しかし、この品種が広まって北海道ジャガイモの半分でも占めるようになっては、農薬関係業界は大打撃どころではなく、死活問題です。結局、公的機関やホクレン(JA)から栽培を広く推奨されることはありませんでした。
芽がくぼんでいる「はなしべつ」
「花しべつ」はとてもおいしい品種なのですが、芽がくぼんでいて皮がむきにくいという指摘もされていました。それらを受けて試験場では「花しべつ」と「とかちこがね」を掛け合わせ「北育8 号」とうい品種が生まれました。
折笠農場で「花しべつ」の時と同様に、消費者アンケートをとった結果、非常に良い結果がでて、「さやあかね」と言う名前でH17 年品種登録され現在に至ります。
「さやあかね」はまさしく、折笠農場があったからこそ生まれた品種なのです。
商品情報 |
商品名 |
ジャガイモ(さやあかね) |
栽培方法 |
無肥料・自然栽培 |
産地 |
北海道 |
生産者 |
折笠農場 |
内容量 |
約1kg(大きさいろいろ) |
箱売りもあります。 【無肥料・自然栽培】さやあかね10kg[送料込み]
ご注意下さい!!
- 現在入荷中のものは、小ぶりです。
- 休眠期間が終了しており、少し芽の出かかったものもあります。